カシマシレポート

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皆さまこんにちは。営業の石橋優也です。立秋を迎えたものの、まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?省エネが叫ばれている昨今では、雑誌やテレビなどで「冷房をつかわずに体温を下げる方法」が特集されることも多くなりました。しかし!何とその中には、「科学的に逆効果」だといえるものが紛れ込んでいたりするのです!

それでは次の3つのうち、実は体温が下がらない方法はどれでしょう?

1)風鈴の音を聞く

2)怖い話を聞く

3)熱いものを食べる  

選んでいただけましたか?それでは答え合わせです!

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まず1)ですが、風鈴の音を聞くと体温は下がります。なぜかというと、そもそも風鈴の音は風が吹いたときにだけ聞こえ、私たちは風が吹くと涼しく感じますよね。つまり私たちの脳が「風鈴の音が聞こえているときは涼しい時だ」と学習しているため、音を聞くだけで涼しいと錯覚し、体温を下げてしまうのです(心理学ではこれを「古典的条件付け」と呼びます。梅干しを見るだけでだ液が出るのも同じ原理です)。また風鈴の音は、聞くだけで「リラックスさせる脳内ホルモン」を分泌させる高周波音を多く含んでいます。風鈴の音で涼しさを感じるのは、それ自体に「癒しの効果」があるからだとも言えるかもしれません。

続いて2)の「怖い話を聞く」、実はこれも体温を下げます。まず、私たちは怖い話を聞くと心拍数が高まり「血流量(1分間あたりに身体を流れる血液の量)」が増加します。身体を循環する血液は、空気と接することで熱を逃がす「冷却機能」を持っているため、血流量が増えることで体温は下がるのです。また、怖い話を聞くと『ゾッ』とする、という表現がありますが、このゾッの正体は『交感神経の興奮』だと考えられています。実はこの交感神経、寒さを感じるときや、鳥肌がたつときにも同じように興奮することが分かっています。つまり怖いときの「ゾッ」と、寒いときの「鳥肌」の感覚が似ているため、私たちはさらに涼しさや寒さを感じるのです。

ということで3)の「熱いものを食べる」が誤りです!しかし「熱いものを食べると汗が出るし、それで体温が下がるんじゃないの?」と思っている方も多いはず。それでは、なぜこの方法では体温が下がらないのでしょうか?汗をかくことで体温が下がるのは、汗(水分)が蒸発するときに皮膚の熱を奪うから(気化熱)なのですが、実は私たち日本人の汗は極めて蒸発しにくいことがわかっています。それは、日本が「非常に湿度の高い」国であり、さらに日本人の「汗の塩分濃度が高い」から。さらに食事をとると、体内で栄養素が分解され、一部が熱として消費され代謝量が増えます(食事誘発性熱)。その結果、なんと体温は下がるどころか逆に上がってしまうのです!

いかがでしたでしょうか?皆さま、正解されましたか? 正しい方法を正しく使い、残暑を乗り切っていきましょう!

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