日本は今、多くの人がラグビーに魅了されている。
4年に一度のラグビーワールドカップが日本(アジア初!)で開催され
日本は優勝候補ともいわれる強豪国に勝ち、つい先日
悲願のベスト8初進出を果たしたばかり。その根底には、日本代表選手の
計り知れないほどの努力と、忍耐と、夢があったから…なんだと思う。
異国の屈強な男たち相手に、日本がラグビーで勝てるわけない。
そんなマイナスのイメージを全国民から払拭させ、
熱狂するほどアツいプラスの声援に変えたのは
「オレたちが日本ラグビーの歴史を創る」そんな
日本代表選手一人ひとりの揺るぎない言動あってこそ。
こんなに私がアツくなる理由のひとつに、
小5と小2の息子がラグビーをしていて、主人はそのコーチをしている
ラグビー一家だから、というのも挙げられるが、それだけではない。
私がラグビーにハマった『ノーサイド』精神と『ラグビー憲章』について
今回は紹介したいと思う。(しばしお付き合いくださいm( _ _ )m)
■「最後の笛がなれば、そこには尊敬しかない。」
先日、日本がベスト8進出をかけて試合をした相手はスコットランド。
4年前のワールドカップでも唯一勝つことのできなかった、ある意味因縁の相手。
これまでの日本の快進撃を知るスコットランドも
序盤から本気モード全開で攻撃し、日本から先制点を奪った。
まさに手に汗握る死闘が続き、両国一歩もゆずらぬ展開にヒートアップ。
中盤、乱闘寸前! スコットランドと日本が取っ組み合う場面もあった。
そんな激闘の末、28-21で日本はスコットランドに勝ち
決勝トーナメント進出を決め、日本ラグビーの歴史に新たな1ページを刻んだ。
感動は、試合の後も続く。
試合終了の笛がなる瞬間、ラグビーでは『ノーサイド』という。
意訳すると「敵も味方もなくなり、みんな仲間」といった感じ。
ノーサイドの後は、相手の健闘を称え合う。
相手チームとハグしたり、拍手の花道をつくって相手チームを送り出す。
日本代表選手と乱闘寸前になったスコットランド代表選手も、
試合後にこんな言葉を残した。
「ピッチ上では死力を尽くす。
しかし、最後の笛がなれば、そこには尊敬しかない。
彼らは優れていた。」
これぞ、『ノーサイド』精神。
見ていてとても清々しく、同時に胸がアツくなる。
■会社でも役立つ!? 5つの振る舞い
2009年にワールドラグビーが『ラグビー憲章』という
価値観(コアバリュー)を定めた。
コンタクトスポーツでもあるラグビーをプレーするにあたり
大事にしなければならない5つの核となる要素だが、これは選手はもちろん、
コーチや応援するファンも心に留めておかなくてはいけない。
それは
『品位、情熱、結束、規律、尊重』で、
「品位のある行動はできているか」
「情熱をもって取り組めているか」
「仲間と信じあえているか」
「規律を守れているか」
「相手を尊重しているか」
を自分に問いかけ、取り組めているか確認するそう。
激しくぶつかり合うスポーツだからこそ、
自分の気持ちをコントロールする自制心が必要になるんだとか。
荒々しく見えるラグビーだが、選手みんなが
『品位、情熱、結束、規律、尊重』を胸にプレーする
実は紳士のスポーツ。なんと素晴らしい。
もしかすると、スポーツ以外でも
この『ラグビー憲章』は役に立つのかもしれない。
会社や、日常の人間関係…生活すべてにおいて
壁にぶつかったときは、自分がちゃんと
『品位、情熱、結束、規律、尊重』の行動をとれているか
考えてみようと思う。
* * * * *
私の人生が、こんなにラグビーで満たされる日々になるとは
正直自分でもビックリ(笑)
未知の高みに挑むこれからの日本代表選手にも目が離せない。
ひたむきに一生懸命な姿は、人の心を動かす。
日本ラグビーの未来が、楽しみだ!!
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