カシマシレポート

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営業本部の齋藤です。

4月に入り、新入社員様への教育に携わっておられる読者様も多いのではないでしょうか。

 

彼らが”さとり世代“と呼ばれているのはご存知でいらっしゃるかと思います。

主に1990年代以降生まれの若者を指し、ゆとり世代の後期として位置づけられることが多い様ですが、

実は似て非なる部分も持っています。

 

■ 将来を”悟って”しまった世代

 

たとえば、お金や物に対する執着が薄く、合理主義であること。

バブル崩壊後の不況下に生まれ、終身雇用の崩壊、親世代のリストラ、兄姉世代の就職難、

さらにはゆとり世代に対する世間の批評…をも目の当たりにしてきたので、

堅実で高望みをせず、将来を”悟っている”かのような冷静さがあります。

 

出る杭になることを嫌う傾向も強くなりました。

「運動会の手繋ぎゴール」の逸話に象徴されるように、”みんなと同じ”であることが善しとされた世代です。

あるお客様からは、「営業成績を貼り出したら、トップの2年目社員の売上が落ちだした。

おかしいなと思って尋ねると、『調子が悪い訳じゃないんです。目立つと仕事がしづらくなるので…』

と言われて驚いたよ」というお話もありました。

 

では、給与や出世に関心がなく、競争を避けるさとり世代のやる気に火をつけるには、どうすれば良いのでしょうか?

彼らのもつ、もう1つの特徴にヒントがありそうです。

 

 

■ ”誰かの役に立ちたい”欲求を刺激しよう

 

それは、協調性やチーム・社会への貢献欲求が高いということ。

2011年の東日本大震災を契機に、「人や社会の役に立つことがしたい」と考える若者が増えました。

バスで被災地に向かい、額に汗を流しながら瓦礫を撤去する大学生らの映像が、鮮明に思い起こされる方も多いのではないでしょうか。

彼らにとっては、報酬や地位よりも「君がいてくれて助かったよ。ありがとう」の言葉が、

モチベーションの源泉なのです。

 

ゆとり世代には「自己成長」に重きをおく人も多くみられた中、

さとり世代は「貢献性」「周囲との調和」を大事にすると言えます。

 

■ さとり世代の新人育成、成功事例

 

ある会社では、テレアポの件数を個人同士競わせていたのを、チーム対抗戦にしたところ、

全員が取得数を伸ばし、全体では160%もの成績アップに繋がったそうです。

「チームのために」「周りに迷惑を掛けないように」という気持ちが

人一倍つよいさとり世代の特性をうまく活かしています。

 

他にも、「頑張って、同期で一番になれよ!」という激励を、

◯◯には是非、同期の模範になってほしい」という言葉に変えてみる。

自分の仕事が、誰のどんな役に立っているのかという意義を伝える など、

彼らの貢献欲求を刺激する声掛けを意識的に行うことも、指導者の大事な役割と言えます。

 

また、ゆとり世代の育成方法とも共通しますが、

 

● 指示を出す時は、期日や期間、任せる範囲などを明確に示す

(例「この議事録をこれから3時間でA4一枚にまとめて、私のデスク上に提出してから帰ってね」)

● 小さなことでも達成できたら褒めて、成功体験を積ませる。

● 失敗したら頭ごなしに叱らず、どこに不備があったのか指摘し、方向性を示して、具体的な改善策は自分で考えさせる

●「最低限ここまでやったら失敗しても大丈夫」というベースラインを示し、自分なりに挑戦や工夫する余地を与える。

● 飲み会も嫌ではないので、たまには上司から誘ってチームとしての連帯感をもたせる。

 

などのポイントにも、引き続きご留意いただければと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

 

色々と申し上げておきながら、一番大事なのは先入観を持ちすぎないことだとも思います。

“○○世代”ではなく、一人の社員としてしっかり向き合い、

コミュニケーションを取ることからぜひ始めてみて下さい。

 

その他、採用・人材育成に関するお困り事も、ぜひお気軽にご相談ください。

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