カシマシレポート

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過ぎてしまえばあっという間のゴールデンウィークでしたが、
日々ご多忙な皆さまもゆっくりできましたでしょうか。

ゴールデンウィーク明けのこの時期によく耳にする五月病ですが、
近年「六月病」という言葉も耳にするようになってきました。

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五月病は、新年度による環境の変化に早く順応しようとする心から生まれます。
生活・仕事環境の変化だけではなく新しい人との出会いも増え、
周りに気を遣う機会も普段より多くなります。
その為、知らず知らずのうちにいつも以上に気を張ってしまい、
その反動でゴールデンウィークの休息によって緊張の糸が切れてしまい、
溜め込んでいた疲労と重なり発症することが多いようです。

それに対し、六月病は研修期間が終了し実務を経験する事で、
当初想い描いていた理想と現実とのギャップに打ちのめされた結果
発症することが多いようです。
その為、
「自分はこの仕事に向いていないのではないか。」
「聞いていた(思っていた)仕事と違う」
と思いこみ、早期離職につながるケースも多々あります。

 

実際、転職希望者の面談をしていると、第1志望の企業に入社したにもかかわらず
入社3か月以内に転職活動を始めている社会人1年目の方にも多く出会います。
そんな方を面談する中で、いくつかパターンがあることが見えてきましたので、
傾向に応じた対応策をお伝えできればと思います。

 

■今の業務に価値を見いだせない社員には、目標を共有し道筋(過程)を意識させる。

早期離職の原因の一つに、「業務に対する価値を見いだせない」という理由があります。

いきなりわかりやすく華やかな仕事ができると勘違いしていないまでも、
雑用のような業務ばかりを任せられることに対し
自分にとっての意義が見いだせないでいるケースがこれにあたります。

・自分じゃなくてもできる仕事しか任せてもらえない。
・今の業務がどう広がっていくのか見えてこない。
・いつまでたっても同じことしか任せてもらえないのではないか。

など、現在の業務内容が腑に落ちていないため
「こんなはずじゃなかった」
「自分は会社に期待されていないのではないか」
「自分の活躍の場はもっと他(他社)にあるのではないか」
と結論づけてしまうようです。

このタイプの社員には、「将来どうなりたいのか(どんな業務領域に興味があるのか)」を聞き、
その為に必要な知識・経験が何であるかを考えさせ、
今の業務とどうつながっているのかを気付かせることが重要です。

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■失敗に対する免疫のない社員には、こまめに話を聞きある程度の型を提示する。

最近では学生時代のうちに大きな失敗体験がなく、仕事で初めて壁にぶつかる人が増えています。
特にこれまで優等生タイプだった方は、人に怒られるといった経験にも乏しく、
初めての失敗経験や挫折感に落ち込みやすいという特徴も見られます。

このタイプは、「失敗したくない」という思いが強くプライドも高い為、
下手な質問をして「“こんなことも知らないのか”と思われたくない」という心理が働き、
うまく人に相談できないケースが多々あります。
特に新入社員のうちは、何がわからないのかもよく分かっていないことが多く、
誰にどんな相談をしたらよいかの判断がつかないでいることがよくあります。
その為「わからないことがあればいつでも聞いてこい」といわれていても
気軽に相談ができないでいることが多いようです。

結果
・人に相談ができないが故に自分一人で抱え込んでしまい、耐えきれなくなった。
・ネットの情報などを頼りに解決を図ろうとするため上手くいかず、
結果、自分はこの仕事に向いていないのではないかと感じる。
など、心が折れてしまうことがあるようです。

このタイプには、上司から悩んでいる事や躓いている事がないかを定期的に聞くことが重要です。
その際に、その悩み(質問)は「どのタイミングで質問をしたらよかったのか」
「先輩・上司に聞くべき質問かまずは自分で調べるべき質問か」など、
相談の仕方も合わせてフィードバックすることで次回からぐっと相談がしやすくなります。

また、彼らは叱られることに慣れておらず、極端に恐れます。
その為、頭ごなしに怒ってしまうと委縮させ今後の相談・報告の妨げとなってしまいます。
もし失敗報告や相談があった際には、
まずは叱らず今後の対応策をアドバイス・共有することが大切です。
その上で何がいけなかったのかを冷静に伝えるようにしてください。
そうすることで「相談する」ことに対する恐怖心が薄れ、
的確な報連相を習得する事ができるようになります。

また、優等生タイプは「正解が知りたい」「レールから外れたくない」という心理も強い為、
ある程度の型やパターンを提示することで安心感が生まれます。

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客観的に見れば社会人生活は始まったばかりですし、
「その仕事に向いているかどうか」
「自分が会社から必要とされているかどうか」
を判断するには時期尚早と感じますが、本人たちはいたって深刻に悩んでいます。

具体的な対応が難しい場合でも「話を聞いてもらえた」というだけで気持ちが整理でき、
心のつかえが取れることも多々ありますので、
まずは一人一人の話を聞くことからはじめられるのも良いかもしれません。

 

せっかくパワーもコストも情熱も注いで採用した大切な人財ですので、
躓きやすいこの時期に「最近仕事はどう?」と
ゆっくり食事でもとりながらコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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